きらきらした毎日のつくりかた

せっかくなら毎日をもっとご機嫌に過ごしたい……そんな心地よい暮らし方のヒントを発信

苦手な人と無理して仲良くなる必要はない。人間関係を整えて楽に生きよう。

ほんの少し前まで、苦手な人にも嫌われたくないがために頑張って好かれようと努力してきた私。

f:id:harunonaho:20200503225612j:plain

何だか話が合わないけれど無理して輪に入って共感しているふりをしたり、自分の許容範囲以上の役割を引き受けてヘトヘトになってしまったり……。

 

いわゆる「八方美人」や「いい人」というやつです。

 

一見これらは長所に思えますが、結果、苦手な人から上手く利用されてしまったり本当に大切にしたい人間関係が見えなくなってしまったりなど、心の負担が増えてしまうことも。

 

実際私も無理して演じることで得をするどころか、しんどい思いをすることがほとんど……。

 

きっと私のように苦手な人との距離感を上手く掴めず、苦労している人は少なくないのではないでしょうか?

 

心地よく生きていくことって、本当はすごくシンプルなのです。

 

そんな当たり前のことに気づけたら、あなたももっとゆったりした気持ちでいられますよ。

 

今回は、苦手な人と無理せず関わっていける方法をお伝えします。

 

■苦手な人に好かれようと頑張っていませんか?

「なぜか人間関係に苦労する……。」というお悩みをもっているあなた。

 

今改めて苦手な人との関わり方について振り返ってみてください。

f:id:harunonaho:20200503230433j:plain

そして、もしその苦手な人にも嫌われないよう頑張っていることに気付いたら、その事実をしっかり受け止めてみてください。

 

さらに、あなたはなぜ苦手な人からも嫌われたくないのか考えてみましょう。

 

「とにかく人に嫌われるのが怖い。」

「誰とでも仲良くしていたほうが平和だ。」

「誰か1人でも、自分のことを良く思わない人がいたら自分はダメな人間に思えてしまう。」

 

これらは、全て今まで私が感じていたこと。

 

しかし冷静に考えてみると、どれも私自身の「思い込み」であることが分かります。

 

■嫌なものは断ってもいい

「断るのが苦手。」という人は少なくないのではないでしょうか?

f:id:harunonaho:20200503225638j:plain

「断ったら嫌われるのではないか、今後の人間関係に影響するのではないか……。」そんな不安から無理して誘いに乗ったり、頼みごとを引き受けてしまったりなんてことはよくあります。

 

しかし、少し立ち止まって考えてみてください。

 

苦手だから関わりたくないのに、なぜ嫌われたら困るのでしょうか?今後もしその苦手な人と深い人間関係になったら、もっと一緒に過ごす時間が増えてしまいます。

 

「断る=嫌われる」ということにはなりません。仮に嫌われたとしても、別にいいじゃないですか。どうしても苦手なんだもの。

 

それよりも、大切にしたい人との関係を守っていくことのほうがずっと重要。

 

そういった前向きな繋がりにエネルギーを使っていきたくありませんか?

 

■気付けたらあなたは変われる

あなたが苦手な人にも嫌われないよう頑張ってしまっていることに気付けたら、もう大丈夫。

f:id:harunonaho:20200503225717j:plain

それは「変わることができる」切符を手に入れたようなものです。

 

あとは、少し今までと違う対応をしてみましょう。そんなに難しく考えず、ちょっと試すような気持ちで……。

 

例えば、誘われたくない集まりに誘われてしまったら……。今までなら無理して参加し、「早く帰りたいな。」と思いながらやり過ごしていたのなら、誘われた時点で断りましょう。

 

「少し考えます。」などはなしです。誘いを受けた瞬間「行きたくない。」と思ったなら、ずるずる引き延ばしても参加したくない気持ちは変わらないでしょう。

 

ただし、断る理由は慎重に。「体調が悪い。」と断ったのにSNSなどで元気な姿を公開してしまったら、相手はいい気持ちにはなりませんよね?

 

いくら、相手が苦手だからといって基本的なマナーは忘れてはいけません。その点だけ注意すれば、断られた相手は意外と何とも思いませんよ。

 

そうして、数回誘いを断っているうちに「ああ、この人はなかなか都合がつかないから声かけるの控えようか。」と相手も自然に距離を置くようになるでしょう。

 

こうして、少しずつ適切な距離をつくっていけば良いのです。

 

■苦手な人がいるのは悪いことではない

小さい頃は親や先生から「みんな仲良く!」と言われてきて、苦手な子ともそれなりに付き合ってきたでしょう。

f:id:harunonaho:20200503225743j:plain

誰とでも仲良くできるならそれに越したことはないですが、どうしても人には「相性」というものがあります。

 

嫌いではないけれど一緒にいて何だか疲れてしまったり、会話が続かず困ったり……それは自然なことです。

 

苦手だからといって、仲間外れにしたりいじめたりするのは絶対にいけませんが、適切に距離を保ちながら関わることはお互いのためにも必要。

 

人と人とが気持ちよく関わるための方法の1つです。

 

■お互いが無理のない距離感で関われば、心が軽くなる

「人を変えたいと思うなら、まずは自分が変わる。」というようなことを聞いたことがある人は多いもの。

 

まずはあなたから苦手な人への関わり方を変えてみましょう。

 

続けていくうちに、お互いが無理のない距離感で接することができますよ。

 

あなたも1度人間関係を見直し、心の負担を軽減させてみてはいかがでしょうか?